保育目標
本園の目標とするこどもの姿
- 明るく元気にのびのびと遊ぶ事のできるこども
- 自分でやれる事は、進んで責任を持ってやれるこども
- 友達と協力して、最後まで頑張ろうとするこども
- 物事に「なぜ?」の疑問や探究心をもつ創造性豊かなこども
- 約束や決まりを守り、人に迷惑をかけないよう努力をするこども
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保育内容
保育時間:月~金 9:00~14:00
保育年齢:3歳児から小学校就学前まで
ちえのみあそび(智恵の実あそび)について
「ちえのみあそび」は、カード遊び等の方法を利用して、健康で活発な考える力を育てる教育方法のひとつですが、決して特殊教育でも、エリート教育でもありません。
遊びの中から健康な考える習慣を育て、幼児期に形成しておきたい「基本的な思考力」を育成する教育です。
子供たちに自信を持たせ、自分で問題を解決していく積極的な態度を身に付けさせたいと考えています。
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- 子どもが大きくかわります
<幼児の発達>
子どもの発育発達のようすは、十人十色それぞれです。でも、そのプロセスはほぼ同じ道すじを通ります。例えば、食べる話す歩く遊ぶようすに、早い遅い多い少ないなど、子どもはそれぞれいろいろです。ところが、子どもを動かす脳は、3歳頃と4、5~7歳頃までに急速に発達し、やがて、10歳頃までに95%発達するというプロセスは、どの子もほぼ同じです。
これは、幼児期における神経系の発達が著しい事、神経系の発達が他の部位の発達をうながす源であることを示唆しています。ですから、幼児期にどのような環境で、どのように育てられたかによって、その子の将来、性格や思考力やことばや行動に影響が現れるのは当然なことです。
私どもの園では、家の基礎や土台に相当するのが、この幼児期であり、人としての基礎基本である”考える力“を、育ちやすいこの時期に育てるのが幼児教育の使命と認識し、幼児期にこそ体験させたい内容の”知恵の実あそび“を、楽しく体験し、頭でっかちでなく、体まるごとのかしこさを育てます。
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- ちえのみあそびは“考える力”を引き出します
「ちえのみあそび」は、“考える力”を引き出すための材料です。
幼児の身近にある「形・いろ・かず・ことば・動作や人間関係」などで、「わかる・おぼえる・色々に発想する・1つにしぼる・決断する」という自分なりに考える体験を積み重ねます。
子どもの注意力や集中力は、ワンパターンな内容や方法では長続きしません。ですから「3つ以上の物の関係や変化・想像する・見通す・置き換える」など、変化のある楽しい内容で、その子の発想や考え方をできるかぎり引き出す方法で行います。
考えるというのは、単に答えをだすことではありません。
子どもが答えをイメージし、わかっていること同士を結びつけたり、入れ替えたりする行為そのものを、答えの正誤より重視し、自分なりにいろいろ試してみる体験を通して“考える力”を引き出します。
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- 幼児期には、何ができるかより、どのようにできるかが大切
幼児に「早く、ちゃんとできる」ことを求める親心も理解できますが、今この時期、何ができるかより、作ってはこわし、うまくいかないとやりなおすなど、子どもが自分の世界を持ち、それに夢中になって挑む環境を用意することが先なのではないでしょうか。少々、できばえが気になっても、子どもが「なぜなの?」とか、「こうするとうまくいく」など、自分なりに解決しようとするのを邪魔しないことではないでしょうか。いそがばまわれです。やがて、困った時や挫折した時、よりよく解決しようとする力を子どもにつけていくのは明らかです。
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- 「遊ぶ力」は「学ぶ力」
幼児の生活のほとんどは遊びです。しかも、非常に好奇心旺盛で、夢中に遊んでいるうちに考え方や行動もどんどん変化し、さらに夢中になります。
遊んでいるときは、その子なりの「こうしたい」という目的感があり、子どもは、その目的に向かって物を操作していくやり方を獲得したり、思わぬ結果から考え方をひろげていくからです。
例えそのやり方や考え方で思うようにいかなくても、やりなおすことをいとも簡単にやってのけるのがこの遊びです。
このように、用事が自分の考えややり方で遊び、そこに自分の納得できる世界を創りだしていけることが幼児期の遊びの意味であり、学びのチャンスでもあります。
遊びのなかで、「自分の意志、自分の力で乗り越える」といる自信を獲得する(学ぶ)ことが、何よりも欠かせない幼児期の課題です。
本園は子どもの「伸びる可能性」をみつけて育てます
監修・指導/真仁田昭先生 筑波大学名誉教授 金子保先生 国際学院埼玉短期大学教授
編集・発行/幼児発達研究所
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